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こんにちは!!桜子です!!
思えばM3の直前に終わるように連載始めればよかったなんて…
そんな風に思ったり思わなかったり…
この計画性のなさ…
残すところ主人公たちのみです!!
今日はこの人!
第六弾「ギルバート」
real×crossのネタばれがございます。
拝見の際はご注意をお願いいたします。
私が今まで書いたメインの中で、多分一番歳食って…
あ、そんなことなかったか鰻がいるか…
いえ、シリアス路線では多分はじめてで、
こんな大人っぽいキャラクターどうしようってドキドキしました←
ギルバートはね、
なんか最終的にヒロインみたいになっていってしまったのが書いている私としてもびっくりでしたww
女々しい感じにはしたくなかったんですが…どうなんだろう…
皆様には、ギルバートがどう映ったのかがすごくお聞きしたいところです…
基本的にまじめで不器用で、自分を守ることをしない彼に、
私はどうしても悲しい思いをさせたくなくて…
だから最終段階まで、エンディングを何パターンも用意して…
彼と私の納得がいくところをすりあわせていく作業でした。
ジェレミーと話すときなんか、私も一緒に汗だくですよw
結局、私の納得いく方向には行くことができなくて…
彼の意見に押し流されてしまった感がありますw
キャラクターの中にある信念みたいなものが、一番強く根付いている印象です。
でも、彼が思う通りに行動を起こしたことで…彼が救ったものって大きいと思うんです。
彼の周りは救われない状況になってしまったかもしれないんですが…
人が何かを救いたい時って、何かを犠牲にしなくちゃいけないんだよねって、
恨まれる事も必要なんだよねって…思います。
彼の場合、周りが彼のことを優しく大切に思っていてくれたからこそ、
「恨む」っていう言葉が出てこなかった。
私はそこがちょっと嬉しかったりします。
ギルバートのいた場所が、優しくて暖かくてよかったねって、思います。
上記したとおり、年齢が上でこれだけ台詞回しが大変なギルバートは、
戸川さんにしか任せられないと思っておりました。
私が収録時感動したのは、ギルバートがちよいちょい見せる生の反応でした。
たとえばノアと喋っているときに、ノアの言葉にすごく細かい反応をしていただいたり…
煙草を吸うときの煙の吐き出し方だったり…
ヴィンセントと小競り合いをしているときのちょっと打ち解けている感じの反応だったり…
あぁ、ギルバートはギルバートなりの人生があって、
彼の世界はちゃんと存在するんだなと…そう思わせていただきました…
戸川さんのギルバートを聞いていると、表情の変化とかも感じられて…
生きてるって思わせていただいていました。
ノアの事を結局、とても誇らしい大切にしたい存在って思っているのに…
それを伝えきれなかった彼を私はとても愛おしく思います。
ギルバートはね、一緒に酒を片手にグチとか聞いてあげたいですよね(笑)
あと難しい言葉喋るから、頭が悪い私の天敵でしたw
かみ砕けこのやろうと何度思ったことかww
彼の幸せって、ものすごく遠いところにあって、
今回spiral×requiemを書くにあたって、それをすごく意識しました。
ふと彼の思いを考えた時に…
遠い遠い幸せを叶えるために、彼は決断をしたんだなぁ…と
「耐える」というひとつの柵を、彼は選んで…
その先に、遥かな幸せがあることを望みます。